ジョイズ、AIで地方のインバウンド対策支援への取り組みを開始
飲食店や商店街の接客英語応対力向上を目指す、インバウンド支援への取り組みを開始
〜第1弾は栃木県商店街振興組合連合会にて実施、他地域にも展開予定〜
AI英会話アプリ『TerraTalk(テラトーク)』( https://www.terratalk.rocks/ )を提供するジョイズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:柿原 祥之 以下「ジョイズ」)は、都市部に比べ遅れている地方のインバウンド(訪日外国人客)対策を支援する取り組みを11月1日(水)よりスタートします。これにより、接客英語に課題感を持つ飲食店や商店街は、インバウンド対応のノウハウを効率的に習得することが可能となります。
昨今、日本を訪れる外国人旅行者が年々増加している*1一方で、政府発表の訪日外国人旅行者に関する調査結果*2によると、渡航者の「旅行中困ったこと」として「英語が通じない」がWi-Fi環境に次いで2番目に多く挙げられ、各観光地においてインバウンド対応が課題となっています。一方、店舗側も、インバウンドの来客が増え歓迎する反面、対応に困っているというのが実情で、特に地方の飲食店や商店街からジョイズに対してインバウンド対応に特化したサービスを求める声が多くありました。
「テラトーク」は、AI(人工知能)が発音や表現のレベルを診断し、職種や場面ごとに用意された100以上のコースにて実践的な英語を学ぶことができるアプリです。またこれまで一般向けのアプリ提供以外に、学校やスポーツチームなど各団体が目指す英語力に合わせたカスタマイズ型のサービス開発を行ってきましたが、この度の取り組みでは、ジョイズが持つ専門分野に特化した英会話教育の知見を生かし、「教材提供」「ワークショップ」「講演」「コンサルティング」を通じて、地方の飲食店や商店街などにおけるインバウンド対応のサポートを行います。
具体的には、昨今のインバウンド事情の解説から、各店舗や業種ごとに求められるシーンに合わせた教材の作成および接客英語でよく使うフレーズの紹介、そして「テラトーク」の活用術までを伝授するワークショップの実施などを行います。特に教材開発においては、インバウンド対策で成功する都内飲食店にヒアリングしたデータをもとに、「日本文化」「メニュー」の2つのポイントに重点を置き、飲食店で良くある英会話の判例をドキュメントとして提供、合わせてアプリにおけるオリジナルコースを開発しました。これにより、地方の飲食店や商店街は効率的に接客英語を学ぶことが可能となります。
▲メモを取りながら真剣に耳を傾けたり、スマホやタブレット端末を用いてAIとの英会話に挑戦しているセミナー参加者の様子
今年9月に、栃木県商店街振興組合連合会と「外国人インバウンド向け接客セミナー」を共催したところ、当日は飲食店などで働く、20代から60代までの幅広い年代のスタッフ約40名が参加し、スマホやタブレット端末を用いてAIとの英会話に挑戦しました。
今後は、栃木県以外の地域にも支援範囲を拡げ、インバウンド対応に特化した効率的な英語の学習環境の整備を図ります。
■インバウンド対応への支援について
開始日:2017年11月1日(水)
内容: インバウンド対応に困っている地方の飲食店や商店街などに対して、接客英語習得のためのサポートを行うもの。「コンサルティング」「教材提供」「ワークショップの実施」「講演への登壇」など。
教材例)テラトークにおける特別コース「飲食店接客」「コンビニ店員」「ウェイター」
外国人が日本で実際に困っているシチュエーションを中心に、レッスン内でのロールプレイを通じて接客英語の学習が可能。「飲食店接客」では、海外では馴染みのない"お通し"の説明や、決済方法についての説明などを紹介。
*9月実施の地方向けセミナーについて
実施日:2017年9月4日(火)
開催場所:栃木県宇都宮市
参加人数:栃木県商店街振興組合連合会に所属する、飲食店オーナーなど約40名
内容:
・昨今のインバウンド事情
・飲食店でよく困るインバウンド対応事例紹介
・インバウンド対応でよく使うフレーズ解説
・テラトークの使い方説明と実地[ワークショップ形式] など
*1「年別 訪日外客数、出国日本人数の推移(1964年‐2016年)」日本政府観光局
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/marketingdata_outbound.pdf
*2「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状」総務省・観光庁(2016/01/12)http://www.mlit.go.jp/common/001115689.pdf
▽AI英会話アプリ「テラトーク」概要
URL: https://www.terratalk.rocks/ja/
AI(人工知能)が発音や表現のレベルを診断し、聞く・読む・書くだけでなく話す能力まで含めた英語4技能を学習できる英会話アプリ。職種や場面ごとに100以上のコースがあり、「恋人との会話」「空港のバゲージクレーム」などの実生活のシーンに沿ったコースから、「ウェイター」「ソフトウェア・エンジニア」など職種別のコースまで豊富なコースにより、実践的な英語を楽しく学べる点が特長。初級者から上級者までの幅広い英語学習者が効率的に英語力を身に付けることのできるサービスとして、現在世界136カ国に利用者を広げている。提供開始は、2016年2月。
学習機能 |
単語ドリル、リスニング、スピーキング 学習進捗測定機能、ダッシュボード機能 |
料金 | 無料 (有料プランあり 税込1,950円/月) |
英会話学習コース数 |
88種類(2017年2月現在) ▼人気コースランキング 【趣味・実用部門】 1位:ワールドトラベラー、2位:新米バックパッカー、3位:ヘイ!タクシー! 【ビジネス部門】 1位:新社会人、2位:ソフトウェア・エンジニア、3位:スター営業 |
収録単語数 | 約50,000語(うち、重要単語ドリルでは約10.000語収録) |
収録例文数 | 約150,000例 |
対応言語 | 英語、日本語 |
ユーザー分布国数 | 136カ国 |
ユーザー平均TOEICスコア |
545点 目安:打ち解けた状況で、“How are you?” “How do you feel?”といった簡単な質問を理解できる(TOEIC公式サイトより) |
※ダウンロードURL:
https://itunes.apple.com/jp/app/terratalk/id1114037031?l=en&mt=8 (iOS版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.joyz.terratalk (Android版)
■会社概要
会社名:ジョイズ株式会社
代表者:代表取締役 柿原 祥之
設立:2014年10月10日
所在地:東京都渋谷区神宮前4-3-15東京セントラル表参道219
資本金:7,700万円
事業内容:人工知能ソフトウェア研究開発、英会話学習アプリケーションサービス『TerraTalk』運営・提供