国内初、書籍をデジタル教材化するAI英会話プラットフォーム提供開始

教育出版大手の桐原書店と共同でNHK講師大西氏とマクベイ氏の「FACTBOOK」に対応

〜書籍連動により学校や塾での反転授業を推進、参考書に沿ったオンラインでの自学習が可能に〜

英会話学習アプリケーションの 『TerraTalk(テラトーク)』を運営するジョイズ株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役:柿原 祥之 以下「ジョイズ」)は、この度、出版社・通信教育等の教材提供企業に対し、既存の教材のデジタル化およびAI英会話学習機能の搭載が行えるプラットフォーム「TerraTalk Connect(テラトークコネクト)」を提供開始します。合わせて、教育出版大手の株式会社桐原書店(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:門間 正哉 以下「桐原書店」)と共同開発を行い、2019年4月より、NHK語学番組の講師大西泰斗氏とポール・クリス・マクベイ氏が手がける英語学習参考書『総合英語FACTBOOKこれからの英文法』(以下「FACTBOOK」)と連動したAI英会話教材を提供することをお知らせします。

 
参考書連動型AI英会話学習アプリによる学習イメージ画像

参考書連動型AI英会話学習アプリによる学習イメージ画像

 

今年5月に成立した改正学校教育法*1により、タブレット端末などで利用できる「デジタル教科書」が正式な教科書と同様に使えるよう認められ、デジタル特性を生かした教育が推進されるなか、既存の教科書や参考書を電子黒板やスクリーン、またタブレット型端末で閲覧可能にするデジタル教材化に対するニーズが強まっています。また近年、高校生の学習においてスマホを活用した勉強スタイルが一般的となり、高校生を中心に多くの英語学習者の支持を得ている「FACTBOOK」にも、アプリやスマホと連動して学習できる環境が求められており、本プラットフォームの提供および桐原書店との共同開発に至りました。

「TerraTalk Connect(テラトークコネクト)」は、既存の教材をデジタル化し、学校や塾のカリキュラムに沿った内容でAIを活用した英会話学習を可能にするプラットフォームです。ジョイズではこれまで、AI(人工知能)との英会話を通じてスピーキングを学習できる英会話アプリ「TerraTalk」を提供してきましたが、そのノウハウを生かし、本プラットフォームを開発しました。

また桐原書店との取り組みについては、桐原書店が提供する英語学習参考書「FACTBOOK」の内容に沿ったコースを共同開発し、「TerraTalk」上にデジタル教材として提供予定です。具体的には、「FACTBOOK」内で文法を学習する際に使われる例文が、「TerraTalk」上の英会話コースで用いられ、生徒は「FACTBOOK」で学んだ文法を実際に会話の中で発話練習することが可能です。これにより英語学習の基礎となる文法に関して、意味だけでなく表現や使い方もAIとの英会話を通じて実践的に学習することができるほか、参考書に沿った内容での英会話学習の記録、AIによる英会話力の評価や苦手分析ができます。そのため学校においては、自宅で基礎内容を予習し、授業では各生徒に合わせて疑問点の解決や応用学習に取り組む反転授業に本教材を活用することができ、基礎内容や自分の課題を把握した上で授業に臨むことによる生徒の積極的な授業参加を促すことができるほか、アプリを活用したオンライン学習による学校外での発話機会の増加により、アクティブラーニングを推進することも可能となります。

今後は学校の教科書にも対応する予定で、来年の本格提供に向けて様々な企業との共同開発を予定しています。

*1 学校教育法等の一部を改正する法律(平成30年5月 文部科学省)

http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/kakutei/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/05/28/1405486_01_2.pdf

■AI英会話プラットフォーム「TerraTalk Connect」概要

開始日:2018 年 10 月 29 日(月) 対象: 出版社・通信教育等の教材を提供する企業 提供内容: すでに提供されている教材、もしくは今後提供予定の教材の内容に沿ったAI英会話学習教材の開発 料金:年間利用料 ※別途相談

 
「TerraTalk Connect」プラットフォーム

「TerraTalk Connect」プラットフォーム

 

■英語学習参考書『総合英語FACTBOOKこれからの英文法』連動型のAI英会話教材について

AI英会話アプリ「TerraTalk」にて英語学習参考書「総合英語FACTBOOKこれからの英文法」の内容と連動したコースを提供。参考書内で使用される例文を使用する実践的なシチュエーションに沿って英会話も練習可能。

提供開始日:2019年4月予定

料金:TerraTalk導入料金と参考書料金

コース名:「総合英語FACTBOOKこれからの英文法」コース

対象:高校1年生から高校3年生

▽英話学習参考書「総合英語FACTBOOKこれからの英文法」概要

「聞く・読む」から「話す・書く」まで、英語を実用的に使いこなすためのシステムをわかりやすく解説した文法参考書。

著者:大西泰斗/ポール・マクベイ

料金:税込1,620円(学校採用専売品)

対象:高校1年生から高校3年生

URL:https://www.kirihara.co.jp/-/special/onishi_series_FB/

▽AI英会話アプリ「TerraTalk」概要

URL: https://www.terratalk.rocks/ アプリとの英会話を通じて、様々な場面での実践的な英語をバランス良く習得できる英会話アプリ。さらに、アプリが発音や表現の出来を自動的に診断し、英語の苦手を特定・解決することが可能。異なる英語力に対応した100以上のコースがあり、試験や職種など、一人ひとりのニーズに応じて実践的な英会話をいつでも・どこでも・いくらでも学べる点が特徴。コースのバリエーションや、アプリの手軽さ、全校/全部門に導入しやすい価格設計が評価され、学校や法人での利用も広がり、導入数は200機関を突破。提供開始は2016年2月、法人向けサービス提供開始は2017年4月。

学習機能

スピーキング、ディクテーション、語彙、発音

パーソラナイゼーション、学習進捗測定機能、ダッシュボード機能

(法人向け)Web管理画面

料金

【個人向け】初月無料(税込1,950円/月)

【法人向け】月額課金(ボリュームディスカウント・学校法人ディスカウント有)

英会話学習コース数 100種類以上(2017年12月現在)
収録単語数 約50,000語(うち、重要単語ドリルでは約10.000語収録)
収録例文数 約150,000例
対応言語 英語、日本語
ユーザー分布国数 136カ国
ユーザー平均TOEICスコア

545点

目安:打ち解けた状況で、“How are you?” “How do you feel?”といった簡単な質問を理解できる(TOEIC公式サイトより)

※ダウンロードURL:

https://itunes.apple.com/jp/app/terratalk/id1114037031?l=en&mt=8 (iOS版)

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.joyz.terratalk (Android版)

■株式会社桐原書店概要

会社名:株式会社桐原書店

代表者:門間 正哉

設立:1967年12月1日

本社所在地:東京都新宿区西新宿4-15-3 住友不動産西新宿ビル3号館

資本金:9600万円

事業内容:高等学校向け英語・国語検定教科書・学習参考書などの企画・出版の他、語学留学、デジタル教材、小論文事業

URL:https://www.kirihara.co.jp/

■ジョイズ株式会社概要

会社名:ジョイズ株式会社

代表者:代表取締役 柿原 祥之

設立:2014年10月10日

所在地:東京都品川区西五反田7-1-10 U’s-1ビル8階

資本金:1億7695万円

事業内容:人工知能ソフトウェア研究開発、英会話学習アプリケーションサービス『TerraTalk』運営・提供

URL:https://www.joyz.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】

ジョイズ株式会社 広報顧問 根本・齋藤(株式会社シプード内)

TEL: 03-6277-2181

E-mail: pr@joyz.co.jp