ジョイズ、京都市内教員の英語力向上機会として「TearraTalk」を提供

英会話学習アプリケーション「TerraTalk(テラトーク)」を運営するジョイズ(本社:東京都港区、代表取締役:柿原祥之)は、京都市立学校の英語科教員や英語力向上を希望する教員向けに「TerraTalk」を提供することを発表しました。

【英語学習クラウドTerraTalkについて】

ジョイズ株式会社が提供するTerraTalkは、AI技術を活用した教育機関向け英語学習クラウド。 独自開発の発音・発話解析エンジンを軸に、スピーキングを中心とした4技能別のエクササイズを提供しています。音声ベースのチャットボットによる会話練習を中心に、学習者ひとりひとりがフィードバックを受けながら学習することができます。 また、オプション教材を利用することで、外部の検定試験における面接、試験対策を実施可能。面接室に入室してから退出するまでの一連の流れを体験できるため、試験の直前対策を一人で何度でも行うことができます。

現在では、官民問わず様々な教育機関で導入が進み、2023年3月までに、累計ユーザー数は80万人、活用中の自治体数は128に到達しました。

【TerraTalk提供の趣旨・目的】

京都市は令和5年度京都市英語教育改善プランにおいて、「指導者の英語力向上」を小学校の改善が必要な点として挙げています。一方で、多忙な京都市立学校の英語教員等に対し、研修以外にも英語学習の機会を提供するため、「TerraTalk」を試行的に導入します。

利用する教員は自動採点付の模擬試験や多数の発話、語彙問題等が利用でき、勤務中の隙間時間や勤務時間外等において、自分の生活リズムに合わせて、短時間でも継続して英語学習に取り組めます。主体的かつ継続的に学ぶためのひとつのツールとして活用され、充実した英語指導につながることを目的とします。

提供期間は2023年7月25日から2024年3月31日までを予定。

【関係者コメント】

京都市教育委員会 京都市総合教育センター研修課長 文田尚徳

「京都市教育委員会では、指導者の英語力向上について、体系的な研修は実施しているものの、自己研鑽の機会が不足していると捉えていました。そこで、忙しい毎日でも学び続けたいという教員の気持ちに応えるため、本年度からTerraTalkを導入しました。英語を独学で学ぶ場合、どうしてもインプット中心の学習になりがちですが、AIによるサポート機能を有するTerraTalkを活用し、「アウトプットの機会」を充実していただきたいと考えています。1日15分など短くても無理のない範囲でスタートし、英語学習の「習慣化」につながればと期待しています。」

ジョイズ株式会社 代表取締役 柿原祥之

「今回のTerraTalkの導入は、教育テクノロジー=EdTechと教職員の能力開発を融合させる画期的な試みだと感じています。このようなパートナーシップが、日本全体の教育改革における新たな道筋を示すことを期待しています。」